Spectrophotometric determination of zinc with 1-(2-pyridylazo)-2-naphthol and surfactant

Hiroto Watanabe, Yukio Sakai

BUNSEKI KAGAKU · 1974 · 15 citations · 1 references

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Abstract

亜鉛はpH8以上のアルカリ性で1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール(PAN)と反応して水に難溶性の赤色錯体を生成する.この錯体は非イオン性界面活性剤であるトリトンX-100を用いて水に可溶化でき,555nmに極大吸収を示す.吸光度は試薬ブランクを対照とするとpH8.0~9.5で一定で,10mmセルを使用した場合,亜鉛濃度10~100μg/50mにおいてベールの法則に従う.見かけの分子吸光係数は5.6×104cm2 mol-1である.マンガン,鉄,コバルト,ニッケル,銅,カドミウムなど多数の金属イオンが妨害するが,マンガンおよび鉄はクエン酸ナトリウムとメタリン酸ナトリウムで,コバルト,銅,カドミウムはジチオカルボキシグリシンでマスクできる.ニッケルはマスクされず発色する.しかし,EDTAによって亜鉛錯体は完全に分解退色するのに対し,ニッケル錯体はまったく分解されないので,この差を利用して亜鉛を定量することができる.

References

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