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CONCURRENT CANCER OF THE ESOPHAGUS AND OTHER ORGAN IN JAPAN
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1980
Year
Surgical OncologyEsophagusEsophageal CancerConcurrent CancerMedicineSurgical PathologyGastroenterologyPathologyAgricultural EconomicsSurgeryOncologyCancer Research
日本における食道癌と他臓器との重複癌症例に関する集計報告はこれ迄なされていなかったので, 第23回食道疾患研究会 (1977.10) のさい加入全国施設の御協力をえてその実態を調査した. 報告を載いた63施設の全食道癌患者数は11,732例でこの中食道の同時性重複癌は251例 (2.1%), 異時性重複癌は436例 (1.5%) を占め圧倒的に男性に多かった. 年齢は50~60歳代に多く食道との重複癌臓器としては胃が絶対的に多くこの中早期胃癌が約20%を占めていた, しかし遠隔成績では食道癌治療の困難性に加え, 他臓器癌が重複する関係上その予後は不良で, 特に同時性食道重複癌では1年以内に72%が死亡していた. 異時性重複癌では初癌が食道癌であったものが約25%にすぎず他臓器癌先行例が多かったため, 初癌からの予後は同時性重複癌に比べるとやや良好であったが, 食道癌治療時からの予後はやはり不良であった. なお多重複癌症例についても調査した.