Concepedia

Publication | Open Access

A Case of Renal Cell Carcinoma Metastasizing to Pancreas and Skin 19 Years after Nephrectomy.

10

Citations

0

References

1993

Year

Abstract

腎細胞癌の膵および皮膚への転移は他部に比べて極めてまれである. 今回我々は右腎細胞癌にて右腎摘出後, 19年経過してから膵, 皮膚転移を認めた67歳の女性の1例を経験した. 腎細胞癌根治手術後, 5年以上経過してから膵転移を生じたのは, 著者の検索しえたかぎりでは自験例を含めて18例であり, 膵, 皮膚への同時性転移に関しては2例目の報告である. 診断にあたりnon functioning islet cell tumorとの鑑別に苦慮したが, 病理学的に神経分泌顆粒がないことによって, 腎細胞癌の転移巣であると断定した-その転移経路の確証は得られなかったものの, 血行性転移が最も考えられた. またslow growthを示した要因として, 腎細胞癌そのものの特性, 患者の年齢, 性, 免疫状態, 化学療法施行などの影響が考えられた.