Nihon Chikusan Gakkaiho · 1976 · 10 citations · 0 references
AgricultureAnimal SciencesNutritionMetabolismMicrobial PhysiologyRuminant NutritionForage NutritionRumen FermentationRumen MicrobiologyRumen NutritionSheep NutritionForage-rumen InteractionsNitrate MetabolismNitrate PathwayRumen Ammonia UtilizationRumen Nitrogen Metabolism
メン羊に高硝酸生草を継続給与した場合のルーメン内硝酸,亜硝酸濃度の変化を調査し,また,給与の前後におけるルーメン細菌の硝酸還元能を追求した.1) 高硝酸生草給与初日には,ルーメン内の亜硝酸出現量が少なく,中毒症状は認められなかった.しかし,2日目以降には亜硝酸が経日的および経時的に増加し,これに伴い,貧血症状が観察され,血液中のMHb含量も上昇した。なお4日値以降ではルーメン内硝酸,亜硝酸はほぼ同様の経時変化を示した.2) 分離菌体を用いたin vitro培養成績によれば,低硝酸生草給与時よりも高硝酸生草給与時の菌体の方が硝酸の減少と亜硝酸の増加を速やかにした.3) 以上の結果から,反芻家畜に高硝酸生草を継続給与すると,ルーメン細菌がこれに「適応」し,そのために亜硝酸出現量が増加して中毒が発生しやすくなると推定された.