Mode of Inhibition of Chitin Synthesis by Diflubenzuron in the Cabbage Armyworm, <i>Mamestra brassicae</i> L.

Takashi Mitsui, Chieko NOBUSAWA, Jun-ichi FUKAMI

Journal of Pesticide Science · 1984 · 33 citations · 0 references

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Abstract

ヨトウガ (Mamestra brassicae) 終齢幼虫を供試して, 中腸の上皮細胞に及ぼす diflubenzuron の影響を組織学的に観察した結果, 細胞にはまったく影響がみられなかった. 14C標識したグルコサミンあるいはアセチルグルコサミンを前駆物質として, in vitro で中腸に投与した場合, 中腸内に注入しても, 培養液中に添加しても, 囲食膜のキチン質にとり込まれた. diflubenzuron, polyoxin Dはこのとり込みを強く阻害した. 14C標識したUDP-N-アセチルグルコサミンを前駆物質として, diflubenzuron または polyoxin Dとともに中腸内に注入すると, polyoxin Dはキチン合成を阻害するが, diflubenzuron では阻害がみられなかった. このことから, diflubenzuron はUDP-N-アセチルグルコサミンの生体膜透過に関与しているものと推察された. しかし, Na+-K+ATPase, Ca2+-Mg2+ATPaseなど生体膜のポンプに対してはまったく影響がみられなかった.