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Histochemical observations of lipid droplets in mammalian eggs during the early development

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1980

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Abstract

発生初期の卵子に含まれている脂肪小滴の量は,ブタが最も多く,モルモットとウサギがこれに次ぎ,マウスは中等度,ラットとハムスターは最も少なかった。マウス,モルモット,ウサギ及びブタの卵子に含まれている脂肪小滴の量は初期発生の期間を通して変わらなかったが(ブタの胞胚期のみ減少),ラットでは4細胞期から桑実期にかけて一時消失し,ハムスターでは1細胞期と2細胞期には出現しなかった。これらの脂肪小滴は,いずれの動物のものも類脂肪を含んでいたが,動物によって中性脂肪がある時期に出現した。また,脂肪酸も細胞質にしばしば現れた。すなわち,中性脂肪はラットの卵子では認められなかったが,ハムスターとモルモットの卵子には常に含まれており,マウスでは2細胞期から胞胚期,ウサギとブタでは1細胞期から8細胞期にかけて出現した。脂肪酸はハムスター,モルモット,ウサギの卵子には認められなかったが,マウスでは1細胞期から桑実期,ラットでは1細胞期,ブタでは胞胚期にそれぞれ少量出現した。