On the Homogeneous Polymerization of Acrylonitrile

Hiroshi Kiuchi, Masamoto Watanabe

Kobunshi Kagaku · 1964 · 14 citations · 0 references

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Abstract

ジメチルスルホキシド (DMSO), ジメチルホルムアミド (DMF), ジメチルアセトアミド (DMA) およびエチレンカーボネート (EC) 中で, アゾビスイソブチロニトリル (AIBN) を開始剤とするアクリロニトリル (AN) の溶液重合を膨張計を用いて検討した。得られた重合速度と重合度の間の関係は, 連鎖移動によって溶媒から生じる比較的不活性なラジカルの成長反応および成長ラジカルとの停止反応を考慮した動力学様式によって統一的に説明できる。しかし連鎖移動作用の小さなDMSOおよびEC中での重合でも, AN濃度への速度依存性がAN濃度の低いところで, 簡単な1次関係からはずれを生じることから, 1次ラジカルによる停止反応の影響も推定される。工業的な溶液重合の溶媒としては, 重合速度と重合度の点から判定してDMSOとECがすぐれ, DMFとDMAはかなり劣っている。DMSO, EC, DMFおよびDMAの連鎖移動定数は50℃ で, それぞれ2.9×10-5, 3.3×10-5, 27.8×10-5および50.5×10-5である。