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Polymerization of Methyl methacrylate by Diethyl aluminum diphenylamide

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1967

Year

Abstract

ジエチルアルミニウムジフェニルアミド (Et2AlNPh2) によるメタクリル酸メチルの重合をトルエン中, 種々の温度で行なった。重合速度は重合温度の低下とともに急激に増大し, -50℃で最大値を示した。重合温度-78℃では重合速度は-50℃におけるそれよりも小さくなった。重合温度-20~-50℃では一定触媒濃度における生成重合体の重合度は重合体生成量に比例して増加し, この重合では連鎖移動および停止反応の速度が成長反応速度に比べてきわめて小さいことを示した。重合系は室温でも, -50℃でもESRシグナルを与えなかった。また低温での重合体の紫外吸収スペクトルは重合体中に-NPh2基が存在することを示した。一方スチレンとの共重合を行なうと, 60℃では, ラジカル共重合と同様の組成曲線を与えたが, 低温ではスチレンはほとんど共重合しなかった。これらの結果からこの重合はAl-N結合の関与するアニオン重合であると考えられる。