Cobalt (II, III) -Acetylacetonate Catalysed Thermal Oxidative Degradation of Polypropylene

Kei Matsuzaki

The Journal of the Society of Chemical Industry Japan · 1970 · 11 citations · 0 references

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Abstract

コバルト(II, III)-アセチルアセトナートによるポリプロピレンの熱酸化分解を常法の酸素吸収法で行ない, 触媒濃度とコバルトの原子価の酸素吸収速度および酸化ポリマーの粘度, カルボニル基 (CO), ヒドロペルオキシドにおよぼす影響を検討した。Co(II) は単独でも容易に酸素を吸収するが, Co(III) はほとんど吸収しない。 約 0.5% の低触媒濃度では, Co(II) とCo(III) の触媒活性はほぼ等しい。一方, 高濃度になると Co(II) とCo(III) はかなり異なった挙動を示し, Co(II) の触媒活性は低下するが, Co(III) は逆に増大する。ポリマーの酸化の初期段階で, 粘度および CO の著しい変化が認められるが, 同一酸素吸収量においては, 触媒添加系はポリマーのみに比べて, 粘度は若干低く, CO は多い。これは, 酸化中生成するヒドロペルオキシドの分解速度の差によることが, 酸化ポリマー中のヒドロペルオキシド含有量から推察された。さらに, 得られた実験結果をもとに, Co(II) とCo(III) の接触作用の差異を考察した。