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Chlorophyll Pigments in the Stomach of Euphausiids
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Citations
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References
1968
Year
おきあみ類の胃内容物, 腸管内容物, 排泄物中のクロロフィル色素 (主としてクロロフィル-αおよびフェオフィチンおよびその類似色素) を92%アセトン水溶液を用いて抽出し, 螢光法により定量測定した. おきあみ類の索餌状態により胃内容物中の色素量は大きく変化するが, 胸脚等を用いてろ過捕食をする種については, 索餌している場合には必ずクロロフィル系の色素の存在が認められる. しかし, 肉食性のおきあみ各種については認められない. 乾燥重量18mgのEuphausia similisで最高819μg・10-3のクロロフィル系総色素量が胃内容物より検出された. クロロフィルーαは表層に分布索餌するおきあみ各種から検出されたが, 消化管中胃から腸に移行するにしたがって分解してフェオフィチン型の色素となる. 深海に分布するおきあみBentheuphausia amblyopsの胃中からはクロロフィル-αは検出されず, フェオフィチン型の色素のみ検出された.0.5NのHClを用いたAcid factorは表層種Euphausia pacifica等) については1.30, 中深層種については1.0程度であり, これらクロロフィル色素の分解物も深層のプランクトンの餌料となると考えられる。実験的に飼育したおきあみE, similisについて1時間75μg・10-3程度のクロロフィル色素を排泄することが測定された. 草食性および肉食性のおきあみの日周期昼夜移動と海洋におけるクロロフィル色素の垂直分布の関連についても検討したが, ろ過索餌を行なうおきあみ類にみられる夜間200m以浅に浮上する移動は, 彼らの索餌活動が夜間に, もっぱら餌料の豊富なこの水層で行なわれる意味を持つものと考えられる.
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