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Associate formed in the ternary system composed of n-higher alcohol, quaternary ammonium cation, and water. II. Structures of the associates formed in the ternary system composed of 1-hexadecanol, octadecyltrimethylammonium chloride and water.

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1989

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Abstract

1-ヘキサデカノール(C16OH), オクタデシルトリメチルアンモニウムクロリド(OTAC), 水の三成分で形成される2種の会合体 (G1, G2) の構造について, X線回折や電子顕微鏡および光学顕微鏡観察から検討した。C16OH/OTAC モル比が, 1.5以下の領域で見いだされた会合体 G1は, C16OHおよびOTACそれぞれの親水基部分に多量の水が配位した, 規則的なラメラ構造を示す水和結晶と予想された。また, C16OH/OTACのモル比が 1.5~3.0 の問で見いだされた会合体G2は, 調製温度によって形成される形態がいちじるしく異なることがわかった。会合体 G2の融点 (TG2) より高い温度で調製すると, リポソームに類似した二分子膜からなる多重層小胞体 (マルチベシル) が形成され, TG2より低い湿度 (C160H の融点・51℃よりは高い温度) で調製すると小胞体は形成されず, 長い面間隔を示すラメラ型構造体の形成が観察された。多重層小胞体が形成された系は低い粘度を示すが, これは小胞体が合一や凝集を示さず均一に分散しているためである。 一方, ラメラ型構造体が形成された系はゲル状を呈し高い粘度を示すが, これはこの構造体が三次元方向に網目状のゲル構造をつくるためである。また, 小胞体およびラメラ構造体はいずれも, 二分子膜から形成されていることが電子顕微鏡観察から確認され, これはC160H/OTACがモル比で最大 3:1 の割合で会合し, これが二つのアシル基をもつリン脂質分子や, 二つのアルキル基をもつアンモニウムィオン分子と同じ挙動を示すためと考えられた。