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Foreshocks and Aftershocks Accompanying a Perceptible Earthquake in Central Japan
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1964
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昭和39年1月松代地震観測所において,磁気テープ録音機を用いた高倍率の三点観測を実施中に,たまたま規模3.3の小有感地震が附近に(S-P:02.3秒)起り,25ケの前震と173ケの余震が記録された。比較的規模の大きい地震は前余震とも殆んど同じ頻度で起っているにも拘らず,小さな地震は前震に少なく,余震に多い。グーテンベルグ・リヒターの“b” で表わすと,前震では0.35という小さい値になり,余震では0.76である。つまり余震については,その地域の微小地震も含めての一般活動のbと同じ値であるのに,前震については異常に小さい、これは前震と単なる地震群,即ち後にとびぬけて大きい地震をひかえている場合とそうでない場合の判定に役立つかもしれない。1960年のチリ大地震の前余震について似た点が見られるが,他には前震を伴ったという例はあっても,十分な器械観測の例は殆んどなく,今後の高倍率の観測にまたねばならない。従来知られている本震と余震域の関係や本震は余震域の端に起る等のことが,今回の規模3.3という小さな本震と更に微小な余震についても成立っていることが見出された。今回の前震についての特異性は果して一般的なものであるか? 前震を伴わない地震は果して本当に突然紀るのか?これらの問題を解くために,高倍率の観測を長期にわたり実施することが望ましい。
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