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Formation of Cupric-Polyvinyl Alcohol Chelate Complexes

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1970

Year

Abstract

ポリビニルアルコール(PVA)銅(II)キレート錯体の生成について検討した。PVA銅(II)錯体は水溶液中で種々のpH領域で生成し,pH滴定曲線,可視紫外吸収スペクトルが測定された。それによれば,PVAとCu(II)系の錯形成によるプロトン放出はpH7.0以上で激しく起る。銅錯体溶液は640mμと260mμに新しい吸収帯をもつ。これらのεmaxはPVA中のOHに結合した銅イオンの濃度に比例する。銅錯体の粘度は低下し,分子内キレートの生成が認められた。これらの銅錯体溶液を透析し,クロム板上で30℃でフィルムとし,IRスペクトルを測定した。長井らの方法で結晶化度(%)を算出すると,キレート化したPVAフィルムはブランクより低かった。さらに916cm-1と850cm-1の吸光度比からシンジオタクト度(diad%)を求めた。銅錯体フィルムはわずかにシンジオタクト度が高くなることが認められた。また銅錯体の生成におよぼす重合度の効果,均一再酢化PVAの残存酢酸基の効果が調べられた。