Publication | Open Access
Probenazole and Burst of Respiration in Rice Leaf Tissue Infected with Blast Fungus
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1985
Year
BiologyPlant PathologyBlast FungusFungal BiologyMicrobiologyPlant-pathogen InteractionFungal Pathogen
親和性, プロベナゾールの経根適用下での親和性, または不親和性でのイネいもち病菌レース感染, あるいは同菌の細胞調製品を感作したイネ葉組織切片の呼吸バーストを酸素電極により定量的に解析した. 呼吸バーストは接種または感作後の経時的酸素摂取率 (nmol/ml/min/100mg切片) で表わした. これは呼吸基質グルコースを酸化する酵素系の接種または感作による活性化の経時的度合いを示している. 内部呼吸バーストの亢進後にも, 明確な自働不活化相が見られた. 親和性レース感染での内部呼吸の亢進相と比べ, 十分量のグルコースの存在では, さらにその亢進相の立上りは早く, 約54%の呼吸量の亢進が見られた. この場合, 内部呼吸バーストの自働不活化相の残存は認められなかった. グルコース存在下の, 呼吸バーストの亢進相での呼吸が最大になる接種または感作後の時間 (tm), およびその自働不活化相の半減期 (hlt) を近似的計算により求め, tmとhltの数値列に順序性と, 高い正の相関が見られた. プロベナゾールの経根適用では, 親和性組合せでの感染の呼吸バーストは, 不親和性組合せでの感染の場合のように変化することが見られた. グルコースを基質とした呼吸バーストでは, スーパーオキシド, 過酸化水素およびグルコン酸産生が観察された. NADPHを基質とする場合にはスーパーオキシド産生は認め難かった. また, 同条件下のペルオキシダーゼ活性化の既知データと時系列的に比較し, この呼吸バーストに関与する酸化還元酵素系の活性化は, 接種または感作後, はなはだ早い時期に惹起することを知った.