Publication | Open Access
Polymerization of Isonitriles
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1966
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EngineeringPolymer ScienceOrganic ChemistryChemistryPolymerization KineticsPolymer ReactionPolymer ChemistryPolymer SynthesisPolymers
シクロヘキシルイソシアニドやブェニルイソシアニドを三フッ化ホウ素エーテル付加物や塩化スズ(iv)などのカチオン重合触媒で処理すると白色ないしは淡黄色のポリマーが得られる。このポリマーは,赤外吸収スペクトル,NMR,化学反応性,およびモデル物質との比較から,ポリシップ塩基構造をもっていることがわかった。また,アニオンやラジカル重合触媒では,重合はほとんど起らない。一方,金属カルボニルやシクロペンタジエニル金属誘導体などの遷移金属錯体を触媒として用いた。いわゆる配位重合を検討した結果,コバルト,およびニッケル系の錯体が大きな触媒活性を有することが認められた。この際得られたポリマーの構造は,カチオン重合によって得られたポリマーと同一であった。なお,tert-ブチルイソシアニドやβ-ナフチルイソシアニドのように大きな置換基をもつイソニトリルは,カチオン重合,醗位重合のいずれもポリマーを与えなかった。