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Variation of esterase isozyme genotypes in a pedigree of Japanese two-rowed barley.

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1987

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Abstract

わが国の二条大麦品種や系統における,エステラーゼ同位酵素の遺伝変異について調べた.第1葉からの粗抽出液をでんぷんゲル電気泳動法で泳動し,染色して現れるエステラーゼ同位酵素バンドのうち,3遺伝子座(Est1,Est2およびEst4)の複対立遺伝子によって支配されるものについて,バンドの泳動距離と形からそれぞれの遺伝子を推定した. その結果,3遺伝子の組合せからなる遺伝子型は4種がみられ,主なものはゴールデンメロンと同じ遺缶子型(GM型)と豪州シバリーのもつ遺伝子型(Prior型)であった.育成品種の普及に伴って,GM型からPrior型への推移がみられた。これは両者の雑種集団から有意にPrior型をもつ個体が選抜され,品種が育成されたことによる、さらに,最近,縞萎縮病に対する抵抗性を導入するため,中国産の六条大麦木石港3を交配親として育種が進められているが,育成された抵抗性品種や系統のすべてが木石港3と同じ同位酵素遺伝子型であった.これらの同位酵素遺伝子座は互いに密接に連鎖して第3染色体の長腕末端部に座乗することから,上記の育種上重要な2種の形質に関与する遺伝子座がそれぞれこれに隣接しているものと推測される.

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