Possible Significance of Accessory Reproductive Fluid in Exhibition of Fertilizing Ability of Spermatozoa in the Domestic Fowl, Gallus Domesticus

Takato Terada, Moriyuki Watanabe, Yoshio Tsutsumi

Nihon Chikusan Gakkaiho · 1984 · 10 citations · 0 references

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Concepts

Abstract

本実験は鶏の射精時に排出される副生殖器官液の意義を検討する目的で実施した.精液は雄鶏から摘出した精管後部から採取した.この精液は無希釈の対照区を除いて雄鶏血清,精漿あるいはリン酸緩衝液で2倍希釈した.希釈後ただちに雌鶏の膣深部,膣中間部あるいは膣浅部に注入し,受精率および受精期間を調べた.膣深部に精液を注入した場合には,対照区を含めたすべての区の受精率は著しく高い値を示した.膣中間部に注入した場合には,雄鶏血清あるいは精漿で希釈した精液区の1および2週目の受精率が対照区のそれらよりも高い値を示し,長い受精期間を示した.さらに膣浅部に注入した場合には,雄鶏血清あるいは精漿で希釈した精液区が対照区に比較して有意に高い受精率(1週目)と長い受精期間を示した.さらに,雄鶏血清あるいは精漿で希釈した精液区の受精率と対照区のそれとの差は精液の注入部位が後方になる程大きくなった.以上の結果から,鶏の射精時に排出される副生殖器官液は精子の受精能力を充分に発揮させるのに重要であると結論された.