Japanese Journal of Applied Entomology and Zoology · 1981 · 21 citations · 0 references
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コブノメイガ成虫の早植水稲への飛来を,卵・幼虫・蛹の消長および捕獲雌の生理状況と合せて,6月から7月にかけて筑後で調べた。調査した1976年から1979年の4年間では,成虫は6月中旬以降に発見され,通常アール当たり10頭以下で,雌は雄より多かった。圃場へ飛来した成虫は,飛来後もその圃場に定着せず,絶えず移動しているように推察された。圃場で捕獲した雌成虫は常にそのほとんどが交尾済みで,かつ,その卵巣は発育していた。ブラックライトへの誘殺は非常に少なく,特に6月は4年間全く誘殺されなかった。コブノメイガはセジロ・トビイロウンカの飛来日から,1∼3日遅れて発見された。この調査期間に9回のウンカの飛来が認められ,うち7回は本種も対応して確認された。このことは,本種も東シナ海を越えて長距離移動飛来することを示唆する。