Publication | Open Access
Transduction by Temperate Phage PLS-1 in Lactobacillus salivarius
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Citations
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References
1971
Year
Phage BiologyBacteriologyInfection 10∼1で33∼67Microbial EcologyMicrobiologyMolecular MicrobiologyTemperate Phage Pls-1Medicine
Lactobacillus salivarius SaS由来のテンペレートファージPLS-1によるSaS株由来“cured” cell SaS-No.44の溶原化と形質導入について検討した。1. PLS-1感染菌の生残率および生残菌のうち溶原化した菌の割合は培地・温度条件により顕著に変動した。吸着温度37CでSaS-No.44が良く増殖する培地(ILS)を用いると,killing作用が強く,溶原化率も20∼25%と低かつた。30Cでこの菌がほとんど増殖しないイーストペプトン培地を用いると,生残率はmultiplicity of infection 10∼1で33∼67%に増加し,溶原化した菌の比率も最高50%まで増加した。しかし,試験したいずれの条件でも非溶原性でPLS-1感受性コロニーが高率に出現する特異な現象がみられた。2. ファージPLS-1による形質導入の受容菌として,SaS-No.44の3種の栄養要求株,セリン要求株,プロリン要求株,リジン要求株および乳糖非発酵性変異株を用いた。これらすべての変異株はファージPLS-1により形質導入されて野生型コロニーを生じた。導入の頻度は比較的低いが,栄養要求株では10-7∼10-8,乳糖非発酵性変異株では10-8であつた。また導入に際して必ずしも溶原化を必要としなかつた。以上の事実からファージPLS-1は乳酸桿菌では初めての普遍形質導入ファージと考える。
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