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Paperchromatographic behavior of chloroantimonic acid
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1957
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EngineeringOrganic ChemistryAnalytical ChemistryChemistryChromatographic AnalysisPaperchromatographic Behavior
アンチモンのロ紙クロマトグラフィーを塩酸を加えたブタノール溶媒で行うと,4種のクロマトグラム・ピークが見られる.これらのピークは試料および展開溶媒の処理により,その大きさが異る.あらかじめ塩化アンチモンの濃塩酸溶液を酸化した試料(クロルアンチモン(V)酸),または,塩化アンチモン(III)試料では,塩酸・ブタノール溶液により酸前線に最大のピークが生ずる.5価のクロル・アンチモン酸が展開中,または試料保存中加水分解をうけると,原点におけるピークの大きさが増す.これは5価のクロル・アンチモン酸の加水分解生成物と考えうる.またクロル・アンチモン酸の加水分解とその逆の反応の速さが遅いために,酸前線と原点との中間に幅の広い,ピークが生じ,その位置は正確に定めにくい.さらに酸前線の前(ブタノール溶媒層)にも小さいピークがあり,これはクロル・アンチモン酸がブタノール層により抽出された部分と考えた.放射性同位体124Sbを用い,クロル・アンチモン(V)酸の加水分解によるアンチモンのクロマトグラムの異常性を明らかにした.