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The Relationship between Bud Dormancy and the Endogenous ABA and Water Contents of Several Wild Grape Species Native to Japan.

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1996

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Abstract

自生地を異にする日本原産野生ブドウ(-部東アジア原産種を含む)と栽培品種'マスカット•ベーリーA'とを同一地(大阪府立大学実験圃場)で栽培管理し,芽の自発休眠の誘導条件とその生理的な変化との関連を明らかにするため,休眠の深さ,枝梢内水分含量,ABA様物質含量を休眠誘導期から休眠最深期または休眠覚醒期に当たる9~12月にかけて調べた.野生種において,リュウキュウガネブは自生休眠が極めて浅く,全調査期間を通じて枝梢内水分含量が高く,ABA様物質含量は極めて低い値を示した.ヤマブドウおよびチョウセンヤマブドウは自発休眠が他種に比べて早期に誘導され,枝梢内水分含量も早くから低下し,ABA様物質含量も早期に増加する傾向が認められた.シラガブドウは自発休眠最深期が11月と遅く,休眠が深まるにつれて,枝梢内水分含量は徐々に低下し,逆にABA様物質含量は高まる傾向にあった.クマガワブドウおよびシオヒタシブドウは,実験期間の9~12月にかけて常に萌芽率が極めて低く経過したが,その中でも11月に最低値を示した.この傾向は枝梢内水分含量にも認められた.一方,ABA様物質含量は両者とも11月に最高値を示した.このことから,両者の休眠最深期は11月と考えられた.以上のことから,休眠誘導および覚醒期には種による違いが認められ,ABA様物質含量は休眠最深期に最も高くなる傾向が見られた.しかしながら,クマガワブドウおよびシオヒタシブドウは9-10月の萌芽率が低いにもかかわらずABA様物質含量が低かった.

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