The Effects of Italian Ryegrass Hay, Haylage and Fresh Italian Ryegrass on the Fatty Acid Composition of Cows' Milk

Takamitsu Aii, Shigeo Takahashi, Mitsunori KURIHARA, Shinichi KUME

Nihon Chikusan Gakkaiho · 1988 · 22 citations · 0 references

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Concepts

Abstract

給与粗飼料が牛乳の脂肪酸組成に与える影響を明らかにするため,ホルスタイン種搾乳牛にイタリアンライグラスを生草,ヘイレージあるいは乾草として給与し,乾物摂取量を求め,また給与飼料の化学的組成および脂肪酸組成,ルーメン液VFAおよび乳脂肪の脂肪酸組成を測定し,給与粗飼料と乳脂肪の脂肪酸組成との関係を検討した,粗飼料の粗蛋白質含量は,生草,ヘイレージ,乾草の順序で多く,反対に粗繊維含量は,乾草,ヘイレージ,生草の順序であった.そのため乾物摂取量は乾草給与(3.86kgおよび3.65kg)に比べ生草(4.41kg)およびヘイレージ(4.44kg)の給与時には増加(P〈0.01)した.また乳量および乳脂肪生産量も乾草給与に比べ生草(P〈0.01)およびヘイレージ給与(P〈0.01あるいはP〈0.05)では増加した.ルーメン液の総VFA濃度は,乾草給与(870mg/dl)に比べ生草(1,241mg/dl)では著しく高く,またルーメン液中の酢酸の総量も多く,このことが乳脂肪の脂肪酸のC4-C14グループの増加(P〈0.01あるいはP〈0.05)とC18グループの減少(P〈0.01)に関係したとみられる.一方ヘイレージ給与では,乾草に比ベルーメン液の総VFA濃度の増加が認められず,またC6:0からC14:0までの乳脂肪の脂肪酸の濃度はわずかに増加する傾向が認められたが,1例を除き有意ではなかった.C18:3は生草およびヘイレージ中に多く含まれ,このことが直接的に乳脂肪中の同脂肪酸含量を高めた(P〈0.01)と示唆された.